更新日:令和3年4月9日|栃木県【奥日光】半月山{はんげつさん}(1753m)と狸山{たぬきやま}(1622m)に2001年4月29日に単独で登った山行です。大本命は金精山でしたが、GWでも雪が残っていたため途中で断念。登山の際は、万全の装備で向かいましょう!
金精山(途中断念)
兼ねてから金精峠トンネルを抜ける度に、
異様な山容で顔を出している『金精山』が気になっていた。
ゴールデンウィークのスタート日に、
金精道路の冬季閉鎖が解かれたので金精山に登って見ようと訪れた。
金精道路の石楠花平から金精山の姿が望め、更に登って行くと大きな岩峰の金精山が天を突いていた。
トンネル手前の左の駐車場に車を停め、装備を確認して登りに掛る。
スタートして間もなく、木段に残雪が現れる。
これでは、先行きアイゼンが必要かと不安になる。
実は登山靴も新しくし、暖冬だったのでアイゼンはもう必要ないだろうと持参しなかった。
この憶測が誤りで、山では通じなかった。やがて、「廃道危険・新道を利用」の立て札が...
高度を稼いで周囲を見渡すと、湯の湖の先には男体山。
そして、残雪を纏った温泉ヶ岳が望めた。
「まだまだ雪があるなー」と、歩を進めると、
静寂な山に突然に『ゴゴー』と雪が左上からずれ落ちてきた。
慌てて引き下がり、カメラで現場を撮った。
師匠の石井さんに電話し、状況を説明。
『奥日光ではまだまだ雪崩は発生する。引き返したほうが良い』
とアドバイスいただき、金精山を諦め戻った。
半月山・狸山
時間の余裕が出来たので、途中の半月山に向かった。
中禅寺湖スカイラインを走り、中禅寺湖展望台に着く。
正面には大きな山体の男体山。
そして、雪を纏った日光白根山の雄姿が望めた。
更に進んで、突きあたりの第二駐車場に到着した。
早速登りに掛る。道は整備されているが、
刈り払われた笹の上を登るので、とにかく滑って歩きづらい。
高度を上げると、丁度ピンクのミツバツツジが満開に咲き誇り、
思いもよらぬ光景に出合い感激の一途だ。
さらに進むと、淡いピンクのアカヤシオの群落でしばし目を楽しませてくれた。
やがて尾根に上ると、モミやシラビソの針葉樹林帯となり、間もなく三角点のある山頂に立った。
山頂は林の中で見晴らしは利かない。少し下ると、展望台があった。
スニーカー履きの観光客が騒がしく、そそくさと退散。狸山経由で駐車場に戻った。
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*編集者からのひとこと*
4月9日は「大仏の日」です。
752(天平勝宝4)年のこの日、奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われた。
~今日は何の日から引用~
東大寺の大仏といえば、修学旅行で見た記憶があります。
大仏殿の柱にぽっかり穴が開いているのはご存じですか?
大仏様の鼻のあなと同じ大きさらしいです。
一般的には、この穴をくぐり抜けると
「無病息災」「祈願成就」のご利益があると言われています。
※現在は新型コロナウイルス感染症対策のため、停止しています。