「鬼穴」とよばれる洞窟がある~仙台平~(福島)

93 仙台平(871m)(センダイヒラ)カルスト台地

県=福島・阿武隈山地

同行者=石井さん・田中さん

登山日:2011年11月23日(祝) 天気:晴れ


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~ 阿武隈山地の山旅 ~

 常磐道小野ICから県道(22号)船引大越小野線を北上する。菅谷駅入口から、あぶくま鍾乳洞を目指して入り、星の村ふれあい館を過ぎて尚も高度を上げて進む。大滝根山登山口を右に見て、細い山道を入ると、左に大平神社の社があり、ここをやり過ごすと仙台平へ出た。

 山頂はカルスト台地特有の石灰奇岩がむき出している。展望台からは阿武隈の山々が見渡せる360度の眺望である。目の前には大滝根山の山容が手に取るように見える。

カルスト台地の仙台平
カルスト台地の仙台平
石切場跡
石切場跡

 ここでちょっと古代の歴史についてお話しようと思います。日本史には「蝦夷」という言葉が出てきます。「エゾ」古名でいうと「エミシ」古代の東北地方に土着し、大和朝廷に反抗して服さなかった人々を指していう呼び名です。

このエミシの指導者にアテルイという人物がいました。アテルイは漢字だと阿弖流為と書きます。このアテルイの参謀に盤具公母礼(イワグノキミモレ)がいました。大和朝廷は坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命し、エミシ征伐に蝦夷の地に進軍させ、遂にエミシも征圧され降伏しました。坂上田村麻呂はアテルイと母礼の二人を引き連れ上洛じょうらく、公家会議で二人の処遇をめぐって、坂上田村麻呂は二人を生かしてエミシの残党を帰順させる為に活用するべきだと主張しました。

ところが、公家たちは断罪せよと譲りませんでした。坂上田村麻呂の助命嘆願は空しく成らず、河内国植山で斬られました。2人の部下に地元の大多鬼丸が居りました。仙台平山頂には、この大多鬼丸の首塚が有ります。そのため、歴史を少し紐解いて見ました。

 

 

 下山は仙台平のキャンプ場から入水鍾乳洞を経て菅谷に出て、小野町からあぶくま高原道路を抜け、東北道で帰着した。

 小野町のガソリンスタンドでガソリン給油した際、店主から何処へ行って来たと聞かれ、阿武隈の山々を訪ねたと言ったら、「わざわざ放射能を浴びに来たのか」と言われがっかりした。直ぐに福島を元気付けに来たのだと怒ってやった。


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