330 石割山(1413m)
331 平尾山(1290m)
☆おまけ 大平山(1296m)
県= 山梨
リーダー=長沢さん
同行者=ロッジ山旅木曜登山会 (会員4名)
登山日:2004年2月26日(天気:曇り)
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先週は権現山に登ったが、また1週間後に「ロッジ山旅木曜登山会」に参加するため、今回は列車で出向いた。大月から富士急行に乗り換え、車窓から眺める桂川の汚れが目立って、辺りの景観を台無しにしていた。それでも、雑木林の中に純白で動くものが居るので、目をじっと凝らして見ると白猿の親子だった。まるで、ライチョウのごとき冬装束だった。稀に、突然変異で純白になる虎や豹は聞いたことが有るが、猿は珍しいかもしれない。
終着の河口湖駅に降り立ち、いつものメンバーと合流して、ロッジの車で登山口の石割神社に向った。ところが、あいにく雲が重く垂れ込め、天候はいまいちだ。
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神社参道の傍にはパーキングとトイレも完備されていた。歩き出して、いきなり直登の石段には呆気にとらわれる。ストレッチを兼ねて、ゆっくりと石段を数えながら登って行った。階段を登り終え数えた数は404段あり苦しかった。
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あずま屋のある一本松の休憩所のベンチで一服入れた。ここの右手には林道が入ってきていて、「階段を登らずに此処まで来ることが出来る」と、登山心を忘れ独り言。息が整った頃に再び歩き出す。
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緩やかの登りで稜線に出て振り返れば、霞んだ山中湖の彼方に富士山は雲の中だった。先に進むと、異様な風景が広がる。霜で敷き詰られた林床には、鹿の喰害防止にプラスチックで覆われた夥しい限りのヒノキの幼木が整然と立ち並んでいた。
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ここから眺める石割山の山稜は、枯れ落ちた雑木林の中に点々と松や杉の針葉樹が入り混じり、絵になる気持の良い景観だ。
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やがて、神社の入口に神木のカツラの木に出ると、後方に水の湧き出るお釜石があった。説明板によると、この一滴が桂川(下流部は相模川)の源流なのだという。並行して石割神社奥社を圧する高さで、二つに割れた大岩が有り、大きな注連縄が締められていた。石の割れ目を3回まわればご利益が有るというので、3回まわって見た。(ご利益は果たして、、、?)
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山頂へはここから歩幅に合わない、登りにくい段差の急登を半時程登り切ると、前方が急に明るくなり、草地に囲まれた石割山山頂に着いた。
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頂上からは生憎の天気で富士山は雲に隠れていたが、近くの鹿留山や杓子岳、御坂や道志の山々がずらりと周りを囲んでいて、右下には十曲峠が字の如くくねくねと尾を引いていた。しばし山頂で鋭気を養って下山に掛る。
ここから南西方向に、滑り易い急坂を下って高度を下げる。しばらくの間、延々と続く尾根上の小さな突起を、数回越して登り返すと平尾山に到着した。
ここから鉄条網の脇を登ってカヤトの原の平野分岐を分け、栂の植林帯を抜け出ると、まだ芽吹き前のハリモミの純林が綺麗だった。
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やがて、電波塔の建つ大平山の三等三角点を踏む。リーダーから「晴れていれば、ここからの富士山の眺めが山中湖を入れて最高のビューポイントです」と案内があった。しばらく晴れ上がるのを待って、西湖の上に立ち上がる王岳・鬼ヶ岳・十二ヶ岳へ山並みや、大きな山体の御正体山など山座同定しながら、待った甲斐が有って、なんとか雲を襟巻きにして顔を見せてくれた。
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さらに飯盛山、長池山を越えて花の都公園の分岐を過ぎると車道に出た。これを左に下って別荘地を抜け、湖畔に出ると大出入山入口バス停に着いた。ここで暫くリーダーが車を引き取って来るまで待って車中の人となった。
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*編集者からのひとこと*
2月10日は「海の安全祈念日」です。
全国水産高校長協会が2003(平成15)年に制定。
2001(平成13)年のこの日、愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖で米国の原子力潜水艦に衝突されて沈没し、教官や生徒ら9人が亡くなった。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
皆さんは海とプールならどちら派ですか?断然プール派なので、海はしばらく行ってないですね…今年もお預けかもしれませんが、、海は楽しいことばかりではなく、油断は禁物です!!気が付いたら沖に…ということもあるので、注意しましょう。