更新日:令和3年12月5日|登山口から4時間ほど|体力★★★★☆・展望★★★★☆・静けさ★★★★☆・技術★★★☆☆・危険度★★☆☆☆・中級者者向け|展望もよく、富士山は目の前にくっきりと見えて、見飽きることはないパノラマです。下山するのが惜しくなるような山旅です。
◆都道府県:山梨県
◆登山日:2004年11月25日
◆同行者:ロッジ山旅企画 木曜登山会 リーダー長沢さん
一昨日、箱根の山々を縦走して一日置いての山旅。
昨夜は冷え込んだから今朝は晩秋晴れで絶好の山行日和だ。
自宅を早朝に車で出掛ける。
圏央道、中央道を走り河口湖ICで下りて、
県道139号で枯葉散る寒そうな青木ヶ原樹海を通り抜け待ち合わせ場所の
西湖の北にある根場下山口で、奥秩父の笠取山以来の1ヶ月振りの勝手知った山友と再会した。
ここに車を一台デポして精進湖畔の登山口まで移動した。
精進の大杉の近くの空き地に車を止めて、
精進トンネルの脇の王岳・十二ヶ岳の道標に従い入山する。
女坂峠への中道往還をくねくねとトンネル上を急登して、
程なくして馬頭観音碑が現れた。
道は杉林を行く上り坂になり、木漏れ日も消えた静寂の坂路を行く。
晴天の空で風が凪いている上に、すぐさま這い上がるような急登で、
たちまち息が上り、汗が吹き出してきた。
やがて光が差し込む気持の良い山道になって女坂峠に着き一休みを入れる。
ここは西に向うと今年3月に登った三方分山から釈迦ヶ岳方面で、
八坂峠の手前で道に迷ったのが昨日のようだ。
東に向うと五湖山から王岳への分岐である落葉樹の枯葉をカラカラと踏みながら、
尾根に上り緩やかに進み、展望の良い尾根上は初冠雪した
富士山や眼下の鏡のように光る精進湖を眺めながら五湖山に着く。
一息入れて気持の良い明るい稜線を進んで行くと、
三角形の山容のこれから向う王岳が姿を現した。
眺め廻せば全山落葉樹で点々と漆黒の針葉樹が混交していて素晴らしい眺めだ。
やがてヨコ沢ノ頭を過ぎ、針葉樹林を急登して西湖民宿村への新道を遣り過ごし、
飛び出した処が二等三角点の王岳山頂に立った。
小広い山頂から富士山は勿論のこと壮大な山並みの
パノラマが続き、心洗われる思いだ。
過去に登った山々の山座道程を大森久雄氏等としながら、
暮れ行く晩秋の山頂を楽しんだ。
雑木の潅木が茂る中で、ジュジュとコガラらしい囀りが位置を変えて聞こえる。
山の生き物たちは自然の摂理に即して生きており、
小鳥たちの鳴き声にも少しずつ違いがあるようだ。重い腰を上げて下山にかかる。
裸木となったブナ林の尾根を登り下り繰り返しながら、
気分よく緩やかに下り鍵掛峠に降り立つ。直進すれば鬼ヶ岳に至る。
旧峠道の面影が残る山道を西湖に向かって、
気持ちのよい広葉樹の中に緑陰を残すアセビ林を抜け、
頭上の雲が流れるにつれ、かなたの稜線に影が落ちて、
くっきりと陰影が尾を引いている。
ふと小学唱歌の「夕空晴れて秋風吹き、月影落ちて鈴虫鳴く、思えば遠き故郷の空、・・」と
すさんで歩を運び、やがて砂防ダムの堰堤が現れて来ると、今朝ほど車を置いた下山口は直ぐだった。
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
12月5日は「国際ボランティア・デー
」です。国際デーの一つ。
世界中の経済と社会開発の推進のため、ボランティア活動の貢献に対する認識を高め、
社会のあらゆる層からより多くの人々が、
国内外においてボランティア活動に参加できる機運を高める日。
~今日は何の日から引用~
昨日は射手座の新月でしたね🌑
そのせいなのか?かなり睡魔に襲われまして、
今日は娘と二人、お昼まで寝てしまいました。
折角の行楽日和にちょっと損をした気分です。
ブログを書いていると無性に滝を見に行きたくなったので、
コロナの感染者が少ないうちに、家族でお出かけしたいと思います♪