377 御陵山（１８２２ｍ）｛オミハカヤマ｝
県＝長野 信濃川上
ロッジ山旅企画 長沢さんとOMITSU
同行者＝坂本さん・鈴木さん・里見さん
登山日：２００３年２月２６日
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昨日の達沢山と二日続きの山行で、今日は日野春美術館館長の鈴木伸介氏それに日本山岳会会員の坂本桂氏と愛犬二匹を加えて雪稜の山旅である。
投宿したロッジ山旅の車と私の車に５人と２匹が分乗して、野辺山高原を走り抜け、立原高原に峨々と居並ぶ赤顔山・男山・天狗山の厳つい山容に感動しながら、長閑な山里の信濃川上村に入り、南相木村に通じる馬越峠へと入って行った。
除雪のしてない峠への道は、凍結した雪で峠の手前でストップ、日当たりの良い雪解した車道に車を置き、凍りついた車道の轍を歩き峠の手前で、送電鉄塔方向へと戻る様に踏み跡を登って行くと、馬越峠からの道と合わせた稜線に出た。
雪がうず高く積った痩せ尾根は、長沢さんにラッセルして頂き、雪庇を踏み抜かないように慎重に登り、初めのピーク（１５４８ｍ）に達した。三角点は雪の下で眠っていた。
先の緩やかな気分の良い稜線を進み、小さなコブを越え、日当たりの良い送電鉄塔、西群馬１２１号「黒部ダムから送電してくる日本最大の鉄塔」と長沢さんから説明を受ける。成る程大きい一本の鉄柱が人の胴周りより太く、高さも５０ｍは有るだろうと推測した。鉄塔の下だけ雪の無い草地を登り、振り返れば眼下に信濃川上村が広がって緩やかな山の斜面に、広大な野菜畑が拓かれた明るい山村が俯瞰できる。
そして目を西に転じれば、黒々とした天狗山を前衛に八ヶ岳連峰が霞んでいた。
やがて最後の岩稜に息を切らし急登すると、赤松に抱かれた祠のある山頂に飛び出した。山名標柱も無く三角点標石も雪に埋もれていて、長沢さんと探したが見つからなかった。
長沢さんがブルーシートを広げ、車座になって昼食休憩の後に、素晴らしい眺望に恵まれ山座同定で余念がない。
東から南に三国山～金峰山・小川山を中心に奥秩父の連山が雪を着けて並び、西には北岳・甲斐駒ケ岳を中心に南アルプスの山々が連なり、北に振り向けば御座山の肩に、白い浅間山が霞んでいた。北アルプスの山並みも肉眼で白く霞んで望めたが、写真には映像されなかった。残念。
天候も下り坂か、八ヶ岳の上空に大空を舞う変わった雲が現れる。浅間山方面から吹き荒ぶ北風が、心地よさを通り越して身に凍みる頃、重い腰を上げ下山にかかった。下山はラッセルをする必要も無く、素直に往路を戻り素晴らしい山旅を締めくくった。
★管理人から令和のこそこそ噂話★
1月10日は「110番の日」です！
警察庁が1985年12月に制定し、翌1986年から実施。
全国の警察で、ダイヤル110番の有効・適切な利用を呼びかけるキャンペーンが行われる。
110番はGHQの勧告で1948(昭和23)年10月1日に、東京等の8大都市で始められた。東京では最初から110番だったが、大阪・京都・神戸では1110番、名古屋では118番等地域によって番号が異なっており、全国で110番に統一されたのは1954(昭和29)年だった。」です。
～今日は何の日 毎日が記念日より引用～
先日TVで１１９番の不適切連絡がかなり多いと知りました。
どんなツールも適切に使用しないと、本来必要な人に手が届かない可能性が大きいですよね！１１０番が不要な平和な一日をお過ごしください。
