348 お坊山{オボウヤマ}(1430m) 累積標高差1230m
県=山梨・大菩薩南部
企画=ロッジ山旅
同行者=ロッジ山旅 木曜登山会
登山日:2004年12月2日
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JR中央線笹子駅頭で、木曜登山会のメンバーと一週間振りに再会した。
ロッジ山旅の車に相乗りさせていただいた。R20号を西に向かって走り、笹子川本流に注ぐ支流の新田沢と狩屋野川が合流する追分から、左の旧道に入ると直ぐに、笹子雁ヶ腹摺山への道標があった。車から降りると、「山頂渉猟(さんちょうしょうりょう)」という著書を昨年出版した、南川金一さんに偶然お逢いした。長沢さんに紹介されて挨拶を交わす。長沢さんより『南川さんは2000m以上の山を日本アルプス・奥日光・上信越・奥秩父~八ヶ岳・加賀白山周辺など642山、総てに登った。道なき道を登るハイグレード登山者である』とプロフィールを紹介していただいた。
南川さんは、我々とは反対側の2000mに満たない642mの清八山周辺の道なき山を登ると言って別れた。我々は側溝を跨ぎ登山口へ向かった。
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暗い植林地の沢筋をひたすら登って、尾根上の送電鉄塔の下に出た。ここから良く踏み込まれた急登を、無口になって喘ぎながら登り切ると、やっと開けた処から景色が一変して秀麗な富士山が望めた。
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さらに急な登りをこなして、四年前に登った時は真夜中だったので気付かなかったが、大きな電波反射板が現れた先の笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)に立った。
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解放された頂から、眼下に広がる甲府盆地と新雪に輝く荘厳な南アルプスから八ヶ岳、奥秩父の山並みが味わい深い趣(おもむき)で、遥かな冬空に連なっていた。ここから目指すお坊山への稜線に取付き、見事な広葉樹林に覆われた明るい縦走路が待っていた。
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緩やかな稜線を進み、大小のピークを連続して昇り降りを繰り返し、痩せた尾根上のコブを数回越すと鎖場も現れるが、難なくクリアーして米沢山に辿りついた。すっかり葉を落とした灌木林の米沢山からは、枝越しに山々が望めはするが今一だ。リーダーから寧(むし)ろ「お坊山」の方が眺めは良いと聞き先に進む。
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米沢山(手前)とお坊山(右)
ここから穏やかな気持ちの良い尾根コースで、東尾根を辿りピークを二つ越すと甲府盆地の展望が開けたお坊山の頂に立った。三角点にタッチして大菩薩嶺の山並みを眺める。記念写真をカメラに収め、大休止してから下山に掛かった。
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双耳峰の東峰への尾根道を分け、落ち葉の降り積もった木の香りがする、長閑な広い尾根道を一気に下り、吉久保への道を分け大鹿峠に降り立つ。
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道標に従い甲斐大和駅への矢印方向へ導かれ、送電鉄塔が立ち並ぶ、北斜面に入ると数日前に降雪があったとみえて、所々に白いものが現れた。鉄塔巡視路として整備されている明るい尾根道を下る。
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やがて、暗い杉植林に入り、生活の匂いがする頃に、氷川神社の獣除けの棚を抜けた。武田勝頼ほか一族が眠る景徳院に立ち寄り、本数の少ないバスに揺られて甲斐大和駅に着いた。
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*編集者からのひとこと*
1月19日は「空気清浄機の日」です。
日本電機工業会が2006(平成18)年に制定。
「い(1)い(1)く(9)うき」の語呂合せ。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
空気清浄機は今の時代必要ですよね。我が家は花粉症の人が多いので、これから春先は若干憂鬱です…(笑)先日テレビで、「目や鼻の不快感を緩和する」機能があるヨーグルトが出たそうなので、試してみようかなと思ってます。
※雪印メグミルクHPより引用