更新日:令和3年4月13日|群馬県と長野県の県境にある物見山{ものみやま}(1375m)に2000年4月29日に師匠の石井さんご夫妻と登った山行です。帰りには、OMITSU父との記憶も残る日本最古の洋式牧場「神津牧場」に立ち寄っております。登山後のソフトクリームは至福です♪
物見山
※本記事は、4月12日「八風山」の続きです。
八風山を下山し、再び気持ちの良いスーパー林道を走り、物見山を目指す。
広々とした志賀牧場内の物見山登山口から歩き出す。
高雲だが、遮るもものが無い草原を一直線に登り、物見山山頂に立った。
山頂からは、360度の素晴らしい西上州の起伏のある山並みが見渡せ、
遠くには赤城山・榛名山。そして、茂来山の先には白く雪を頂く八ヶ岳連峰まで見渡せた。
4月の下旬とはいえ、日本の唱歌『早春譜』の出だし
「春は名のみの風の寒さや」にあるように、正に肌に差し込む北風は冷たい。
暖かい「ズリアゲうどん」を広い山頂で食して、内山無線中継展望台へと歩を進めた。
鉄塔の後方に有る物見岩(1315m)に立つ。
目の前の荒船山の奇鋭な艫岩と、尖がった経塚山が飛び込んできた。
展望台だけあって、素晴らしい眺望である。
北の彼方に長大な波濤のように連なる上州武尊や谷川岳の山並みは、
まだ残雪で純白に覆われていた。
下山路の草原には、タチフウロウやネジバナ、ハナウドが咲き、二重の楽しみを得られた。
変化に富んだ山域を充分に楽しんで、神津牧場へと向かった。
神津牧場は群馬と長野の県境に位置し、52年ほど前に
父親にオート三輪車で連れられ、微かに記憶が残る牧場である。
日本のチロルと言われ、神津邦太郎が明治20年に初の本格的洋式牧場を開いた。
ジャージー種という薄茶色の牛を、緑の絨毯を敷きつめたような牧草地に放牧している。
赤い屋根の牧舎と相まって、牧歌的な情緒を楽しませてくれる。
神津牧場と言えばソフトクリームで名高い。
ここに来なければ食べられない「神津牧場ソフトクリーム」に舌鼓して、
新鮮な牛乳を土産に仕入れる。
充実していたので、1日が短く感じた。
自然の中で楽しんで、今生きていることの幸せを
つくづく感じながら帰途についた。
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*編集者からのひとこと*
4月13日は「喫茶店の日」です。
1888年のこの日、東京・上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業した。
1階がビリヤード場、2階が喫茶室の2階建て洋館で、
1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供していたが、5年で閉店した。
~今日は何の日から引用~
喫茶店はお好きですか?
私が小さい頃に祖母が喫茶店で働いており、
お店で味見をさせてもらっていたためか…
今でも喫茶店や珈琲が大好きです♪
(心の声:喫茶店やカフェの新規開拓したいーーー!!)