305 大楠山(241m)
県=神奈川県(三浦半島最高峰)
同行者=田中さん
登山日:2018年2月16日
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田中さん宅に投宿して2日目。三浦半島最高峰の大楠山に田中さんの車で田中家を出て、開発の進んだ山稜を進み、登山口の湘南国際村センターの駐車場に着いた。
ひと谷越えたゴルフ場の先に大楠山が、レーダー雨量観測塔とテレビ中継塔を従えて、「デン!」と構えていた。ゲートの先は、舗装道路が延々と続いているが車は入れない。軽装で歩き出す。
風致地区として保護されている、この丘陵はあまり樹木がなく、疎林で広大なススキ野のゆるやかな斜面が続き、空が広く、耕作地には最高の場所だ。原野の平坦地まで下って、田中さんの知人が営む、完全無農薬・無化学肥料の野菜つくりをしている農園を右に見て、先に進む。
原野の中間辺りに差し掛かると、「湘南国際村めぐりの森」と称される、常緑照葉樹の混植・密植方式で植栽されたエリアを下り鞍部まで来ると、左に葉山国際カントリークラブの池から流れだす排水橋を渡ると、長いアプローチも終わり、いよいよ山中へ入る登山口に到着。
山頂の位置からして標高差160㍍は可也の急登である。従って苦手な階段が延々と続いていそうだ。辺りのスタジイやタブノキ、オオヤマザクラやカンツバキを見やりながら、息を切らして辛い階段を登り切る。尾根に上がると楽になり、目の前に冬枯れの大楠山が姿を現す。
田中さん曰く、『ここからが問題のカワヅザクラの植栽がされている。』なるほど…常緑樹の軒先に、か細いカワヅザクラが弱々しく5m程の間隔で植えられている。それも、オオヤマザクラの直ぐ下にも、誰が見てもあきらかに無駄な植栽だ。考える葦の仕業とは思えない。
おかげで息苦しさも忘れ、広い尾根に上がると、右奥に大きなレーダー雨量観測塔が建っていた。ここを通り過ごし、少し進んだ先に、山頂0.1kの道標があり、ひと登りで大パノラマが広がる山頂に飛び出した。地塁状の山頂は広く、三角点が浸食防止のため太いピューム管で守られていた。
鋼鉄製の高い展望台に昇ると、360度の展望が開いているらしいが、生憎の春霞で期待できないので諦めた。カワヅザクラの咲く山頂から、昨日登った三浦富士と武山を身近に眺め、三浦半島の先端から霞む伊豆大島を俯瞰していると、2人の親父さんが息を切らして、芦名集落から登って来られた。
聞くところによると、1人の人は心筋梗塞や脳梗塞、そして大腸ガンまで患っていたが、週5回の大楠山通いで健康を維持しているとの事だった。それにしても、とても大病をしたとは見えず、健康そのもののお人と拝見した。
序に北側の登山道に植栽されているカワヅザクラの事を伺ったら、『あれはある人が1本1万円の寄付を募り、植栽したものだ。』との事だった。寄付した人は、現状を見たら哀れなことだと嘆くだろう。
山頂の端にあるビューハウスに立ち寄り、天皇・皇后両陛下と紀宮様が平成5年に登られた写真が掲載されていた。ここから横須賀方面が望め、霞んでなければ富士山も剪定された木の上に望める場所だった。
下山は来た道を戻り、田中さんの知人が営む農園に立ち寄る。経営者の伊藤さんが、丁度畑に居られたので、有機栽培農法の大変さを伺って帰途についた。低山だが心地よい疲労感と、その自然を体感でき満足感に浸った2日間だった。
*編集者からのひとこと*
2月5日は「プロ野球の日」です。
1936年のこの日、全日本職業野球連盟が結成された。
当時は東京巨人軍(現 読売ジャイアンツ)・大阪タイガース(現 阪神タイガース)・大東京軍・名古屋軍(現 中日ドラゴンズ)・阪急(現 オリックスバファローズ)・東京セネタース・名古屋金鯱軍の7チームだった。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
野球はお好きですか?野球観戦も厳しいご時世ですが、スポーツはやるのも見るのも楽しいですよね♪最近のBIGニュースは、田中将大選手が8年ぶりに楽天イーグルス復帰!ちなみに今日から入団会見記念グッズの受注発売が開始されているみたいです。