355 足和田山{アシワダヤマ}(1355m)
356 羽根子山{ハネコヤマ}(947m)
県=山梨・西湖
企画=ロッジ山旅
同行者=ロッジ山旅 木曜登山会(総勢8名)
登山日:2006年1月12日
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バスは動いてないので、従弟宅にバイクを置かせて頂き、待ち合わせ場所の河口湖駅に定時に到着した。今回はリーダーの長沢さん、長沢さんの奥様、お子さんも参加され、総勢8人で、昨夏に登った焼岳以来の再会である。ロッジ山旅の車に同乗して間もなく、登山口の紅葉台入口に着いた。
準備運動を軽くして、鳴沢より東海自然歩道を歩き出す。竜宮分岐を直進して、汗ばむころに武内さん通称{KUMO}が設置した「紅葉台」プレートを初めてお目に架かった。冬枯れの林は葉を落とし、剥き出しになった林間には、夏の一枝一葉の勢力争いの形跡が残っていて、風雪に耐え、風下の光を求めて、同じ方向に伸びているのが滑稽だ。西湖から吹き上げてくる風が、冷やかに頬を撫でて爽快感に満ちた尾根歩きは気持のよいものだ。
直ぐ先に売店が有り、屋上が展望台に成っていて、御坂山塊・青木ヶ原樹海が見事なものだ。ここから緩やかに稜線を辿り、三湖台に到着。その名の通り、「本栖湖」「西湖」「河口湖」の三湖が望め、天子山塊の毛無山の骨太い姿や、雪を抱く南アルプスの山々も晴天に恵まれて望めた。
ここから、ほぼ一直線に自然歩道を辿ると、足和田山山頂に着いた。雲一つない無風の頂きから、富士の大観が広がっていた。1月と言うのに暖冬で、富士山には雪が非常に少なく珍しい現象だ。
下山は富士山を右に見て、東側の自然歩道を林道と交差を繰り返す。天神神社の裏を直登し、旧道の登山道を下るに下って、秋葉神社が祀られた羽根子山に下り立った。ここから落葉が敷き詰められたジュータンを踏みしめながら、小海集落から紅葉台下まで県道を歩く。西木正明著、夢幻の山旅「面影」三章の孤独を愛する、渡辺清ツブラ小屋があった事をふと思い出しながら、車に着いた。
*編集者からのひとこと*
1月17日は「防災とボランティアの日」です。
1995年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生した。阪神・淡路大震災では、政府や行政の対応の遅れが批判された一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」と言われた。これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、1995年12月の閣議で制定が決定され、翌1996年から実施された。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
阪神・淡路大震災から今日で26年です。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りします。そして、目覚ましい復興に御尽力された皆様に心より敬意を表します。
追悼のつどいが開かれた公園では追悼する灯籠が「1.17」と「がんばろう」という文字の形に並べられたとのことです。コロナ禍の今の状況と26年前を重ね、復興の原動力となった「がんばろう」ということばで心を1つに苦難を乗り越えようというメッセージが込められているとのことです。がんばろう日本!
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210117/k10012818681000.html