更新日:令和3年9月15日|体力★★☆☆☆・展望★★★★★・静けさ★★★☆☆・技術★★★☆☆・危険度★★☆☆☆・初心者向け(上級コースもあり)|ロープウェイを利用した初級コースから上級コースまで豊富な登山コースあります。谷川岳でお天気に恵まれる日は年平均数日位しかないとのことですが果たして、、、
◆都道府県:群馬・奥利根 ☆百名山☆
◆登山日:2005年9月17日 駅からハイキング参加
JR東日本の駅からハイキングに参加した。水上駅に集合して、各々参加カードを受け取る。
本日の案内役である肩の小屋・管理人の馬場さんと合流。
バスで一路、土合口駅まで乗り合い、谷川岳ロープウェーで天神平に降り立った。
馬場さん現役時代は群馬県山岳救助隊長で、山の事は総て熟知している達人である。
馬場さんの挨拶で「谷川岳がピーカンの日は年平均数日位しか静穏な日はない。今日は皆さん日頃の行いが宜しいようで、最高の登山日和に恵まれました。ゆっくり登って心行くまで楽しんで下さい。それでは出発します!」と先導してくれた。
風も無く、雲もガスも出ていない。谷川連峰の眺望は申し分ない!
辺りを眺めながらの山行は疲れを知らずに、よく整備された木道を進んでいく。
路肩には、ヤマトリカブトや赤い襟巻をした濃黒のツクバネソウの実が癒してくれる。
熊穴沢避難小屋を過ぎ、いわお新道と合わせて森林限界となり、天神尾根に上ると視界が開けた。
天狗の腰掛岩やザンゲ岩を遠見し、魅力的な上越の山々を眺めながら、ゆっくりジグザグに切りこんでいく。
ザンゲ岩付近は一枚岩が多く、ツルツルと滑り易い。左右にマチガ沢と西黒沢が深く切れ落ち、その沢床が視野の中に入り感動する。流石に遭難が世界一多い山域で道標もよく整備されていた。
登山道は右に曲ると、そこはもう肩の広場で一面のクマザサがうねっていた。
山頂に向かう道を見送って、今日の案内人の馬場さんが管理している肩の小屋に向う。
名物のガスが湧いてきて、視界が悪くなった、
ササの中のよく踏まれた道の傍には、ホソバノウスユキソウが咲き誇り、小屋に導いてくれた。
小屋の屋根には太陽ソーラーがビッシリと張り付けられ、発電設備が充実しているようだ。
TVや緊急無線のアンテナが林立していた。
トマの耳は小屋のすぐ上で、オキノ耳はその先である。
「今日の案内はトマの耳までで、谷川岳の山頂はここである」
「明治以前は谷川岳も信仰の山で過っての山頂は、今のオジカ沢の頭(俎嵓)であった。
それにザンゲとか天狗と名の付くものが有り、修験道の道場だったらしい」と先導者が話された。
谷川岳の山頂(トマの耳)を踏んだ。20分後に下山しますとのことだったので、
苦しいなか、駆け足でオキの耳まで突き上げ、山頂の浅間大菩薩祠を写真に撮り戻った。
肩の小屋まで戻り、辺りを散策した。
切れ落ちた深い断崖絶壁のマチガ沢。一の倉尾根を跨いで白毛門の雄姿。
西に連なる万太郎山~仙ノ倉山への縦走コース、その先の苗場山まで眺望が広がっていた。
登った者に忘れ得ない印象を与えた。
肩の小屋の入口には{救難出動に直ぐに対応するため、馬場さんのザックと救難用具が置かれていた}。
それにしても、案内役の馬場さんは大変だ。
今朝早く、肩の小屋から下山して、我々を水上駅から案内。
トマの耳まで登り、また案内しながら、下山して駅まで送り届け、
再度肩の小屋まで登り返す、一日二往復とは、本当にお疲れさまです。
下山後 水上駅で水上町長のサイン入り「谷川岳登頂証明書」を頂いた。
※補足
9月15日現在、緊急事態宣言に伴い、営業時間短縮しておりますのでご注意ください。
最新情報など詳しくは、以下ご確認ください。
谷川岳ロープウェイ株式会社HP(http://www.tanigawadake-rw.com/index.php)
Twitter(https://twitter.com/tenjindaira?s=20)
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*編集者からのひとこと*
9月15日は「老人の日」です。
2002年1月1日改正の「老人福祉法」によって制定。
2003年から「祝日法」の改正によって「敬老の日」が9月第3月曜日となるのに伴い、従前の敬老の日を記念日として残す為に制定された。
国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意慾を促す日。
~今日は何の日から引用~
老人の日って失礼ですよね(笑)妹は誰が教えたわけでもなく、
「年寄り」のことを「お年」といいます。オリジナル語なんですかね?
ニュアンスが可愛く聞こえて私も使うようになりました!
皆さんも自分だけのオリジナル語ありますか?