羽黒山(山形)

65 羽黒山(414m){ハグロサン}

県=山形・庄内

同行者=妻、太田さん

登山日:2014年9月22日 (1泊・金山町~肘折温泉~羽黒山)


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Outdoor Style サンデーマウンテン

 庄内に妻の父親の墓参に参った折には、妻の親友である太田さん宅にお世話になっていた。鶴岡市から県道47号を羽黒山に向かって走って行くと、大きな赤鳥居が目に飛び込んでくる。この鳥居を潜って更に進み、いでは文化記念館前に駐車した。

羽黒山大鳥居

 参道入り口の随神門から入山。まず始めは、石畳みの下り坂を行く。天を突く杉の木立を進む足取りは至って爽快である。木漏れ日と戯れ、瀬音を楽しみながら、わずか十分ほどで国宝・五重塔の前に着いた。見上げる建立600年以上といわれる、高さ30mになる(しら)()造りの壮観もさることながら、それを取り巻く巨木と一体となった空間がまさに霊妙。木々が五重塔を抱き、守り育てているような霊気が漂う雰囲気であった。さぞ、早朝の霧が立ち込めるさまは幻想的であろうと想像しながら下山した。

 翁杉と呼ばれる大木を眺めながら、車に戻り多くの宿坊が立ち並ぶ通りを抜けた。月山ビジターセンターの交差点から羽黒山有料道路を登って行くと、終点が山頂駐車場だった。辺りにはヤマトリカブトが咲き、梢ではツツドリの独特の鳴き声が響いた。

ヤマトリカブト

 山頂に着くと、大伽藍の出羽三山神社三神合祭殿は神社というより、仏寺を思わせる雰囲気である。境内には数多くの末社(東照社・大雷神社・建角身神社・稲荷神社・大山衹神社・白山神社・思兼神社・八坂神社)が祀られており、神主や巫女(みこ)、そしてホラ貝を吹く山伏の姿も見受けられ、来る途中の道すがら宿坊から流れ出る般若心経が耳に残りややこしくなった。

三神合祭殿

 参集殿で神主姿の人に伺うと、「国の重要文化財である三神合祭殿は、昔から月山・湯殿山は冬季積雪のため参拝ができないことから三神を祀っています。神仏ですが、論理や合理性だけでは割り切れぬ領域もありますよ。」「現に私も普段は神主姿だが、秋の峰入りの修行では山伏の格好で様変わりします。二足のわらじというわけです。祭りを執り行うのが神主。験を修め、つまり特殊なパワーをつけて人を救うのが山伏です」と伺う。信仰の世界を読み解く事の難しさを覚えたが、一つの歴史の痕跡だけは明治初期の神仏分離、廃仏稀釈を思い浮かべた。

 山頂には珍しい鏡池という池が有った。三角点標石を探したがわからなかった。(実際の三角点の場所は立ち入り禁止なので見当たらなかったと思われる。)下山に掛り、途中の奥の細道歩道に吹越籠堂があった。秋の峰入りの際、山伏たちが一週間籠り、山駆けや南蛮いぶしなどの荒行の場所であった。今回で3回ほど訪れたが、今迄記録として残してなかったので記す。

庄内平野
藤島からの月山
藤島から羽黒山を望む

Tamo24
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
今日は「世界トイレの日」(World Toilet Day)です!
世界のトイレを研究しているシンガポールのJack Silm氏が設立したWorld Toilet Organization(世界トイレ機関、WTO)が制定。2001年の同機関の設立日。2013年7月24日の国連総会で、国連の記念日として実施することが決議されたそうです。
~今日は何の日~毎日が記念日サイトより引用~

日本に住んでいると最近ではウォシュレットが当たり前な感じですが、海外の方から見るととても珍しい物のようです。
トイレ掃除する側としては、細かい部分が増えて面倒ですが、日々清潔に保てるように頑張っております。
トイレのカレンダーも風水的に好ましくないようなので、撤去いたしました。

お陰様で山ブログを立ち上げてから、今日で3ヶ月が経ちました。父は色々な方と久しぶりに思い出話を電話で語れるようになり、前にも増して元気でおります。
ここまで続けてこられたのも、楽しみにしてくださる読者の方のお陰です。この場を借りて感謝申し上げます。

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