埼玉県の 破風山 (627m)と 金尾山(422m)に2005年4月14日にOMITSUさんが単独で登った山紀行です。
一番の見どころはどちらもヤマツツジです。
破風山
県=埼玉 奥武蔵・皆野・吉田
故郷の児玉に久し振りに立ち寄った。予定時間が余ったので、近くの山へ登ろうと思い立ち、秩父方面に向かった。
途中の出牛峠を過ぎると、秩父事件を蜂起した1ヶ所である日野沢に着いた。一般的なコースは、風戸から入山して破風山に登り、札立峠を経て水潜寺に下山するのがメインのようだ。
今回はバイクのため、風戸のバス停から登山道に入り、八王子大権現まで入った。
ここから良く整備された「関東ふれあいの道」を辿る。一汗かいたころに、『イノシシを捕獲するための罠が仕掛けてあるので注意』という看板を目にする。罠に掛らないように、山道を注意して登る。
芽吹きはじめた林を通して、柔らかい陽射しが林床まで届いている。その光を待っていたかの様に、落葉の間から新しい緑が顔をだしている様は頼もしい限りである。
しばらくすると、「猿岩」という道標があったが、辺りは木々に覆われカメラに収めるほどの構図で無いので先を急ぐ。芽吹いたばかりの萌黄色の急坂を登り切ると、明るい山頂に飛び出した。
山頂からの眺めは良く、秩父盆地が広く見渡せたが、主峰の武甲山は春霞の中に姿を隠していた。
辺りに群生するヤマツツジはあと2、3日でほころぶ程だった。その姿をカメラに収め、下山した。
金尾山
県=埼玉・寄居
登山日:2005年4月14日
秩父鉄道波久礼駅の対岸の西方800mほどにある金尾山は、ツツジの名所で樹齢200年の古木もある。昭和34年に全国植樹祭が当地で開催された折に、昭和天皇両陛下が御来臨なされてから、植栽の保存活動が活発になり、自生地として継承して今日に至っている。
この辺りでは、この稜線上の先にある岩根山は「ミツバツツジ」が立派であるが、金尾山は「ヤマツツジ」の自生地で、
別名「つつじ山」とも呼ばれる。戦国時代(15~16世紀)寄居の鉢形城の支城・要害山城があった。
波久礼でR140号線と荒川を挟んで並走する県道82号を登って行くと、長瀞カントリー倶楽部の先の右側に登山口がある。法面に付けられた階段を登り、良く整備された山道を一ピッチ程で山頂に着く。山頂には火伏せの神を祀った愛宕神社と赤松の御神木が出迎えてくれた。
破風山でも、未だ蕾であったように、ヤマツツジは『あと一週間後が満開だろう』と人に聞いた。しばし山頂で荒川対岸の私の故郷の山々を眺めていたら、陽は西に傾いている。
刷毛で掃いたような薄い雲が横長に流れ、西空が淡い紅に染まり始めていた。急いで下山し、帰路に着いた。
*編集者からのひとこと*
3月23日は「世界気象デー(World Meteorological Day)」です。
世界気象機関(WMO)が、発足10周年を記念して1960(昭和35)年に制定。
国際デーの一つ。
1950(昭和25)年のこの日、世界気象機関条約が発効し、WMOが発足した。
WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整、
気象観測や気象資料の交換を行っている世界組織である。
日本は1953(昭和28)年に加盟した。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
世界気象デーに関連して、気象予報士の天達さんを思い出しました。
今週で、1999年(平成11年)4月1日から始まったフジテレビの「とくダネ!」が終わりますね。テレワークになってからはよく見ていたので、少し寂しいです。。始業時間近くにお天気コーナーがあり、小倉さんが「あまたつ~」と呼ぶと、『自分も仕事だ!』と思ってました(笑)
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