稲庭岳(岩手)

49 稲庭岳(1078m){イナニワダケ}

県=岩手 二戸

同行者=石井さん、田中さん

登山日:2003年6月7日


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Outdoor Style サンデーマウンテン

 津軽の山旅も終盤となり、七山踏破してくると、やや疲れ気味だ。青森市郊外の梵珠山を計画に入れていたが、急遽観光に切り替えた。三内丸山遺跡を見学した後、石井さんから七時雨山荘に泊まろうと提案があった。あまり途中での企画変更を好まないのだが、せっかくのご提案なので、今夜の宿である青森教育会館をキャンセルし、七時雨山荘に向かう。これで残念ながら、津軽の山旅は終わった。

 七時雨山荘での夕食時に、山荘の主人である立花さんから、「早朝の稲庭岳が余り労せずに登れて素敵だよ」と言われ、未だ我々は登頂していないので、明日の山行は稲庭岳に決定した。早寝をして、明日に備える。

 翌朝、まだ夜が明けやらぬうちに山荘を出た。安代ICから鹿角街道を安比川に沿って二戸方向に進む。大清水集落に入ったら、浄法寺煎餅店前の橋を渡り、高曲原高原へと向かうと、町営牧場内を通り抜けキャンプ場に着いた。広場に駐車し、ここから登山道に入るとアマドコロが可憐な花をつけ迎えてくれた。

登山口

 不思議に思ったのは、軽トラックでも登れる新登山道を造成していた。何のためにか理解に苦しむ。我々は工事中の黄色のテープを無視して、潜り抜け旧登山道を直登していった。独立峰であるので風当たりが強いためか、辺りの木々は育たず背は皆低い、雑木の中の山路を登って行くとチシマ笹が茂る。7時丁度に山頂到着、360度の眺望で期待通りに晴天の雲の上に出た。 

中腹より霧が晴れ、八甲田山塊が顔を出す
山頂にて石井さんと記念写真

 広い山頂に数基の梁のない祠と、錆びたブリキの標柱、そして三角点が有った。雲海の上に広がる山々が小島の連なりの如く、岩手山・御月山・高倉山・黒森山そして八幡平が浮かんでいるのが、何とも言えない光景である。

岩手山と御月山方面
八幡平(左奥)、黒森山(中央)、高倉山(右)

 昨日宿をとった田代平高原に、西岳・田代山を越えて吹き下ろす(やま)()が七時雨山に抑えられ、厚い雲海が蓋となって漂っているのが見られた。山頂も山背が吹き荒れていて体温を奪われる。暫く堪能した後、下山した。

稲庭岳中腹より 西岳(左奥)、田代山(左)、七時雨山(右)

☆今回お世話になった山荘情報☆
■七時雨山荘
公式HP: http://shin-arashiyama.jp/
TEL:0195-72-2103
営業期間:5月〜10月(冬季道路閉鎖のため) 


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