櫃取湿原②(岩手)

56 (ひつ)(とり)湿原②

県=岩手 北上山地

同行者=村田さん(従弟)

訪問日:2001年7月29日


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 第十四回「七時雨自然と語らう会」に、淡水魚釣りの好きの従弟と参加した。昨日の七時雨山へ山行した帰り掛け、釣り道具一式を持参し、イワナの宝庫である櫃取湿原に向かった。

 七時雨山荘を早朝に発ち、宮古方面に向かい松草から村道を走り、櫃取入口に着いた。首都圏では三十度を超す真夏だが、ここは標高1000mの別天地。生憎辺りはガスに覆われ、カーテンが降ろされた湿原で素晴らしい景観を従弟に見せることが出来ないのが残念だ。しかし、彼の目的は「イワナ釣り」だから本望だろう。

櫃取入口

 交通量の殆どない三叉路に簡易机を設定して、休憩を兼ね昼食を済ませた。従弟が付近の藪で釣餌となる昆虫を採って、釣り針に付け、入れ食いで彼が3匹のイワナを早速ゲットしたのを見届けた。

休憩がてら昼食

 私は真新しい「クマに注意」「ゴミを持ち帰ろう」の看板が設定された櫃取湿原へゲートを開けて入っていった。思い起こせば石井さんの書いた「心に残る山」で読んだ、ここの自然を大切にする運動をされている宮古の坂本さんが、『今から8年前頃より櫃取湿原にもゴミが散乱する様になりました。』と記されていたのを思い出す。

真新しい看板

 あれから人間の捨てたゴミに味を示したクマが出没するようになり、注意看板を出したのだろう、と想像した。この時期に咲く花々に「また来ました」と挨拶しつつ鑑賞し、空模様が怪しくなったので、湿原を半周して従弟が待つ橋の袂に戻った。彼はかれこれ数10匹のイワナを釣上げたが、アイスボックスを持っていないので沢に戻したとの事だった。

釣り糸を垂らす従弟

 

*鑑賞した花々の列記*

アキノキリンソウ
ミヤマセンキュウ
シラネニンジン
クガイソウ
シモツケソウ
ホソバノヤマハハコ
ミヤマシシウド

 ここから宮古方面に戻り、鈴久名トンネルの先から小滝内沢の畔にある横沢冷泉静峰荘に投宿した。翌朝、遠野を散策して帰途についた。

横沢冷泉静峰荘

※前回、石井さんと訪れた際のブログもよろしければご覧ください。

☆今回お世話になった宿情報☆
■横沢冷泉静峰荘
公式HP: http://www.genkisha.com/seihouen.html
TEL:0193-74-2444


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