パラグライダーも楽しめる~羽山~(福島)

90 羽  山 (970m) {ハヤマ} 

県=福島 阿武隈山地              

同行者=石井さん・田中さん

登山日:2011年11月22日


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 東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所の事故により、山行を控えていたが、客足のとうのいた福島を元気付けようと、阿武隈山地に山行を決めた。石井光造氏が二十年前に登った羽山をメインに六山ほどの山行を計画した。その最初の一山が滝根町の「羽山」である。

 常磐道のPA(湯ノ岳)で休憩、昨日の新聞に活断層が見つかって大きく報道された地域だ。ここから先の常磐道は原発事故の関係で一般車は通行止め。磐越道に入り小野ICで下車する。

 小野市街を通り抜け県道(小野船引大越線)を進み、広瀬小学校先の針湯バス停を右折して夏井川に架かった橋を渡り、田園を進むとT字路に「羽山登山口」の標識がある。T字路を右に20m進み左側の舗装された農道を登って行くと、右側に「羽山登山口」の標示板が畦の脇に置かれていた。駐車出来そうな空地は無いが、地元の老婆に耕作してない草地に置けと言われたので、有り難く拝借駐車する。

羽山登山口
羽山登山口

 畦道を進むと、やがて切り通しになった造林の為の作業道を登って行く。道を塞ぐ倒木が多く、背丈ほどの笹が生い茂るようになり歩き難い。馬頭観音の石碑を左にやり過ごし、美味そうなキノコが群生しているが食べられるかどうか解らないので写真のみ撮った。

思わず現れたキノコ
思わず現れたキノコ

 ますます笹薮が深くなると、作業道も終り左上の赤テープに従い、藪に潜り込み踏跡を進む。境界杭が杉植林床に現れると歩き易くなる。登山道の標識も有り所々の木々に、色褪せた荷造り用の紐が付いているので見逃さないように進む。

荒れた登山道
荒れた登山道

 廃道同然の作業道を横切り尾根上に出る。踏跡が不明瞭になったので、帰路のことを考え不明瞭な所は持参した赤テープを付けながら、遅れないよう尾根上を辿る。やがて植林帯を抜け気持の良い落葉樹帯に入り、アセビの古木が殖えたころ地図上の730m地点を過ぎる。春にはヤマブキが咲き誇り綺麗だろうと想像しながら歩を進める。目指す羽山の山体が木々の枝間に見える。

閑静な雑木林
閑静な雑木林

 「けやき沢」の標識が現れると表示通り、ケヤキの大木が混交林の中に天に聳え、「沼の平・山頂まで20分」の標識を見遣り、急登に差し掛かるとクリタケであろうキノコが群生している。枝越しに隣の万太郎山が見え隠れする頂に着くと山頂だった。

けやき沢
けやき沢

 山頂は以外と広く、滝根町山の会が平成九年に建立した山頂表示の石柱と三等三角点があった。残念ながら見晴らしは落葉樹の木間から望める程度で良くない。落葉した茶一色の中に何故か一点萌黄色の物が目立つので近付いて見るとウスタビガの寝床だった。日も傾き木々の木影が長く尾を引く、晩秋の日没は釣瓶落し、早々に山頂を辞す。 

ウスタビガの寝床
ウスタビガの寝床
羽山 山頂 三角点

   

Tamo24
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
12月11日は「国際山岳デー(国際山の日)(International Mountain Day) 
2003(平成15)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考える日。

~今日は何の日 毎日が記念日より引用~

山岳デーの今日は午前中は晴天に恵まれて、思わずお出かけしたくなる陽気でしたね!OMITSUさんの友人から下仁田ネギが送られてきて、久しぶりにすき焼きを家族で囲みました。我が家にとってはプチ贅沢です。皆様もよい週末をおすごしください。
明日と明後日も阿武隈山地シリーズをお送りします!
福島の方、お楽しみに!!


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