珍しい勲章菊に出会えたトレッキング旅~那古山・大東崎~(千葉)


更新日:令和3年4月16日|千葉県の館山にある那古山{ナゴヤマ}(87m)・大東崎和泉ヶ谷山(68m)に2015年9月単独で登った山行です。野島埼灯台からは館山市街と館山湾が一望できました。勲章菊(別名:ガザニア)・ハマナデシコ・ミヤコグサ・ヒヨドリバナなどたくさんの珍しい花に出会えた感動の山旅です。

 


坂東三十三寺札所廻りも残すことあと四寺となった。

昨日のTVで交通事故死で千葉県は全国ワーストワンと報道があり、
喜寿を迎え今回は安全面を考えてバイクではなく軽自動車で出掛けた。

NVの案内通りに進み、館山道を直走り富浦ICで下車して、
R127号を南下して間もなく那古寺なごじに着いた。

那古山{ナゴヤマ}(87m)

ここは札所めぐりの結願寺で有るが、
未だ鎌倉の二寺が残っているため結願出来なかった。

参拝の後に裏山の那古山に登った。

常緑高木の生い茂る自然林の急坂を登ると、
二股があり㊧展望台㊨山頂の道標が有り先ず展望台に行ってみた。
眼下に館山市街と館山湾が一望できた。

野島埼灯台
野島埼灯台

頭上には数羽のトンビが、伸びやかに大きな円を描きながらピーヒョロと鳴きながら舞っていた。

休憩の後に山頂へスタジイ・アカガシ・マテバシイ・ユズリハ等の
常緑樹に混じってハリギリ・コナラ・アカメガシワ・ヤマザクラ・カラスザンショウなどの
落葉樹が混生する山道を進み、山頂に登り上がった。

那古山山頂
那古山山頂

大東崎(68m){和泉ヶ谷山

那古山を下山して、明日はお彼岸に中日だと思いながら、
道端にヒガンバナ(マンジュシャゲ)が
満開に咲く房総フラワーラインを走り、野島埼灯台に立ち寄る。

ヒガンバナ
ヒガンバナ

この灯台の光達距離は33kmで、
ここの地層は300万年前に出来た砂と泥が交互に積み重なった変形地層で、
特に地震による隆起が特徴で元禄大地震では4.5m、
関東大震災では1、5m隆起したという。

隆起以前は字の如く島だった。成程ここの地層に興味を持ち案内板を探し理解できた。

また運よくハマナデシコミヤコグサクンショウギク・ハマゴウ・ツルボなどの花を
初めて観る事が出来て感謝感激である。

ハマナデシコ
ハマナデシコ
ミヤコグサ
クンショウギク
ミヤコグサ2
ミヤコグサ

ヒオドリバナ
ヒオドリバナ

気分よく白浜、鴨川、勝浦などの観光地を走り抜け、
岬町に入って三十二番札所、清水寺を参拝して、
まだ陽が有るので大東崎に三角点が有るので訪ねた。

ここは戦時中に米軍機の侵攻を察知する為、
海軍の電波探知機が設置されていた要塞だった。

なるほど、360度の眺望で地球が丸く見える。
大東埼灯台は38km先まで光達距離が有り、
野島埼灯台より5kmほど長く到達する。

大東埼灯台
大東埼灯台

また野島埼は隆起しているが、大東崎は逆に浸食により崩壊が進んでいるのが見て取れた。

野島埼
野島埼

野島埼2
野島埼2

和泉ヶ谷山は灯台の西側の常緑樹が生い茂る自然林の中の踏み跡を辿り、
一坪ほど切り開かれた中に二等三角点が、ひっそりとしていた。

二等三角点
二等三角点

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管理人から令和のこそこそ噂話★
4月16日は「チャップリンデー」です!
1889年のこの日、20世紀最大の映画作家・
喜劇俳優のチャールズ・チャップリンがイギリスで生まれた。
口ひげ、だぶだぶのズボン、どた靴、ステッキ、
山高帽という独特のスタイルで社会を風刺し、世界的な人気者になった。
『モダン・タイムス』『ライムライト』等多数の作品を作った。
~今日は何の日から引用~
チャップリンはOMITSUさんが好きで昔、
よく見ていたのを傍らで一緒に見ているうちに、
好きになっていた記憶が蘇ってきました♪
あなたはチャップリンお好きですか???

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