丹沢へ初心者との登山~三ノ塔~(神奈川)

287 (さん)()(とう)(1205m)      

県―神奈川 丹沢  

同行者=稲垣さん

登山日:2004年3月20日


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OMITSU
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 神戸の旧友の山田さんから友人の稲垣さんを、近くの山に連れて行ってほしい旨の連絡が入り、近くであまり人に遭わない山をのんびり歩きたいとの事だった。

 早速、本人に電話を入れ訪れたい山域を訪ねると、彼の家からの交通の便を考慮すると、丹沢方面に行きたい旨で、山登りは四十数年ほど前の学生時代に、盛夏の槍ヶ岳北鎌尾根の難関を重たい西瓜を担いで登ったと言うお人だが、その後は殆ど山行をしていない初心者同然であるとの事だった。

 待ち合わせの小田急線秦野駅で合流して、バス停でヤビツ峠方面行きを探したが、あいにく二日前に降った積雪の為、菜の花台の手前の蓑毛迄で折り返しとの事だった。仕方なく運行している終点の蓑毛バス停から歩き出す。

 西に連なる丹沢の主峰群は春霞の中に姿を隠していた。日影道になった旧道の所々に雪が現れ、数日前に太平洋側を低気圧が通過した時、平野部は雨だったが、この辺りでは雪だった様でバスが運行できないのが解った。通常は相模湾から南風に乗った暖斜面の筈だが、あたりはひっそりと冬の顔を残していた。

 旧道を登り切ると開けた県道の秦野清川線に飛び出した。除雪されてない県道は一面の白銀の世界。残雪の森に芽吹きの始まった木々の林床には、陽の光を受けて白や紫のイチゲの花が彩りを添えていた。

 富士見山荘まで車道を歩き、山荘の脇から登りに掛る。自然と人間が造った陽射しの強い尾根路では、雪が解だした大地に浸み込んだ水が土と登山者の歩行に依って、混ざり合い地肌がぬかるんで歩き辛い。

 スニカーでの山登りは考えもので、スパッツも装着してない稲垣さんは、膝まで泥んこで何処を歩いたのかと思う姿でまるで田圃の中を歩いて来たようだ。朝霧の去った二ノ塔にのとうを過ぎ、木枯らしが吹き荒ぶ急登を喘ぎながら登り切るとさんとうに飛び出した

三の塔・山頂
三の塔・山頂

 三ノ搭の頂きからは、隣接する大山が大きく聳え立ち、進行方向に眼を移せば、これから向う鳥尾山から行者岳・塔ノ岳への稜線が走り、最奥に丹沢山が一際高く望めた。

主峰 塔の岳への稜線
主峰 塔の岳への稜線

 ここまで可也の時間を要したので、先を急いで塔の岳を目指したが、烏尾山からすおの頂きを踏んで、烏尾山荘で行く手の状況を聞いた処、我々の姿、格好を見て、塔ノ岳までなら兎も角、それから下山するのは時間的には無理でしょう。ここから新芽山荘に下り、水無川沿いの林道で大倉バス停に行かれた方が無難ですよ」と言われ、下山に掛った。

 心なしか下るにつれて木々の梢から萌えだす緑の量が多くなった。木に依って目覚める早さに違いがあるので、既に若葉で装った灌木もあれば、まだ冬芽のままの高木もある。林相が抹茶の粉を撒いたように淡い萌黄色もえぎいろかすんでいる。

 余り歩かれてない山道を、テープに導かれ急坂を枝に掴まりながら下る。稲垣さんは滑って転ぶこと十数回だろう普段の形相は留めていない。帽子やタオルを落としたりしながら、やっとのおもいで林道に降り立った。

 ここで一服して、水無川沿いの山肌に食い込む長蛇の林道を下り、服装を整え大倉からバスで泰野駅に運んでもらい、駅舎で打ち上げをして締めくくった。

大きな山体の大山
大きな山体の大山

秦野市観光協会の表丹沢登山ガイドにも三ノ沢が紹介されていています。

三ノ塔のウィキペディア(Wikipedia)



管理人から令和のこそこそ噂話★
3月14日は「ホワイトデー」です!
2月14日のバレンタインデーにチョコレートを贈られた男性が、
返礼のプレゼントをする日。
バレンタインデーのチョコレートに対し
キャンデーやマシュマロをお返しするのが一般的になっている。(中略)
ホワイトデーを3月14日に定めたのは、269年2月14日、
兵士の自由結婚禁止政策にそむいて結婚しようとした男女を救う為、
バレンタイン司教が殉教し、その一箇月後の3月14日に、
その2人は改めて二人の永遠の愛を誓い合ったと言われていることに由来する。
~今日は何の日から引用~
早いもので今日はホワイトデーですね!
OMITSUさんからのお返しが何か家族で楽しみにしております(^^♪
あなたはホワイトデーで上げる方?それとも貰う方ですか?

Tamo24
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