インド|初めての海外登山★ヒマラヤへ⑦(最終章)


更新日:令和3年7月23日|初めてのインド「ヒマヤラ紀行」を数回に分けてご紹介の最終章です。今回はルドラプラヤグ → ジヨシマート → デリー編となります。青い花がとても綺麗です。迫力あるプラマプトラ川も魅力的な山旅となっております。


ガルワールヒマラヤ紀行⑦ 

◆都市:インド:ガルワールヒマラヤ紀行
◆登山日:2008年6月4日~19日
◆同行者=石井さん・田中さん・鈴木さん

ルドラプラヤグ → ジヨシマート → デリー

 

次ぐ朝 ホテルを出て途中は崖崩れがあり通行不能で待っていると、
流石インド、大勢の人が協力して、岩や石を退かして何とか通れるようにした。

 

その後も大渋滞は続き裏道を通り抜け、大きなシヴァ神やガネーシヤ
(象の頭をもった財産をもたらす神で、歓喜天として知られる)の
フレスコ画の啓示と大小の派手な色彩の像が目立つハリドワールに入る。

 

街中や河原はゴミだらけだった。これでは清掃収集はしていない状況とみた。
高級レストランで早い夕食を食べて、夜行列車が出発するまでの時間、
ガイドの知合いであるホテル(モジ・イン)二階のフロアーで暫く休憩した。

家

その間に階下に見える露天商を見ていた。
バナナ・リンゴ・マンゴー・すもも・あんずを量り売りしている。

 

殆どの客が1個~2個味見をして必ず値切って買い求めた、
そのうえに必ず数個の果物を継ぎ足して帰って行くのに、またもや驚く。

 

帰りの夜行列車は深夜発である、この駅でもホームは、
足の踏み場も無いほどの混雑で寝転んでいる乗客で溢れていた。

 

寝台特等車に乗り込む乗客の待合室で暫く腰掛けて休む。
隣の椅子には学者らしき古老のシーク教徒(短髪でターバンを巻いていない)が、
{インドの平均寿命は四十才に満たないらしい}分厚い本を読んでいた。

 

列車が入線時刻になり、寝台車停止位置方向(5両ほど後)に移動したくも進めない。
ホームと線路との僅かな隙間を通って列車の停止位置にやっと辿り着いた。

 

ところが後から付いてきている筈の田中さんがいない。
さあー大変、探しても探しようがない状態。

鈴木さんが、駅長室に行って何度も日本語でアナウンスをしたが、田中さんは現れずに列車は発車した。

 

ホームを見ていたが、大きなザックを担いだ人は見当たらなかったので、この列車に乗り込んだ筈だ。

 

寝台車は4人部屋(コンパートメント)で既に一人が始発駅のリシケシから乗り込んでいた。
我々4人なので隣の部屋と交換してもらったが田中さん来ないので、
挙句の果てに怒らせて鍵を閉められてしまった。
(恰幅(かっぷく)のいいインド人でブラーモン?)

青い花2
青い花2

何度もノックしたが開けてもらえず、田中さんが普通車から来られた時には、
仕方なく床に寝てもらった。それにしても乗車出来たのでハッピー!良かった。
一時はどうなる事やら。やっと眠りにつく。   

青い花
青い花

デリー早朝着 行程を無事に満喫できて鈴木宅に到着。

 

【感想】

 

ガルワールヒマラヤの殆どが、山岳地帯に覆われ、その大自然のスケールの大きな中で、延々と数千年に渡って展開され続けてきた人間の世界、風俗も習慣も言語も、そして人々の考え方など、全てが我々の感覚を越えたものばかりだった。それは一言で言うならば、古代と現代とが共存し、異種の民族と文化が接触し、人間と鳥獣が仲良く協働の生活を営むことの出来る世界を垣間見た気がする。

参考資料

 世界大百科事典(平凡社)  空白の五マイル(集英社文庫)

 

聖なる四大河・・インダス川、サトレジ川・ガンジス川・ツァンポ川・
ツァンポ川 Tsangpo(ヤルツァンポ川)チベット最大の川で、プラマプトラ川の上流に当たる。

 

マナサロワール湖東方の「カイラス」山地に発し、
並走するヒマラヤ及びトランス・ヒマラヤの両山脈に挟まれる構造谷の水を集めて東流する。
ヒマラヤ東端に至って南へ方向転換して、インドのアッサム地方へ入り、プラマプトラ川となる。

 

山
プラマプトラ川

カイラスを聖地としているのは、仏教・ヒンドゥー教・ポン教のヒンドゥー教では、
カイラスは破壊と再生の神シヴァが、妻シャクテ妻のシャクティと住む玉座と言われている。 

 

それぞれの宗教によって、この山に住むものは違うようだが、
この山を永久に侵さざるべき物であると考え、登ろうとしないところは共通している。

ジョシマート
ジョシマート

カイラスが世界中で最も聖なる山であるのと同様に、
マナサロワール湖は世界中で最も聖なる湖なのである。

ヒンドゥー教徒にとって、この湖はガンジス川よりも神聖なものとみなされている。
湖の水に浸かった者は天国へ、飲んだ者はシヴァ神の国へ行くことができ、
あらゆる罪から逃れられる」と、すでに三世紀に詩人カーリダーサは、このように言っている。

子供たち
子供たち

以上がインド・パキスタン・ネパールの三国の国境に接する広大なガルワール

 

尚、ニューデリー・オールドデリー・タージマハルの観光見学紀行文は別に記す。

 

地図
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OMITSU
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管理人から令和のこそこそ噂話★
7月23日は「スポーツの日(2021年)」です!

2021年は、東京オリンピック開会式が行われる7月23日に変更される。
~今日は何の日から引用~
オリンピックの開会式が始まりましたね~
気分よく自宅でオリンピック観戦ができるように、
我が家は絶賛、断捨離中です♪
家も気分もスッキリしますねww

それでは、Buona Notte♪

Tamo24
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