9 靄 山 152m {モヤヤマ}
県=青森 同行者=石井さん・田中さん
登山日:2003年6月3日
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天皇山を下山後、ニッコウキスゲが満開のベンセ湿原を訪れる。キスゲを入れた岩木山の風景も、これまた見事なもので奥羽日報に掲載された程の、ベストポジションで写真に収められた。
これからムラサキショウブ開花するという。のんびりとしていたい景観だが、行程計画の有る旅人の宿命か、先を急ぐ、日本海に面した出来島海岸に1㎞に渡って約二万五千年前の埋没林を訪ねる。
樹種はエゾマツ・アカエゾマツ等の針葉樹で、幅約30cmの泥炭層に1~2m間隔で数千本と、世界でも最大規模の硅化木帯である。意外な光景が見ることが出来た。その先に進み縄文式晩期の亀ヶ岡石器時代遺跡を訪ね、貴重な遮光器土偶や石器の数々を観覧して、太宰治の生家である「斜陽館」を訪ね、もの珍しいものばかりを堪能しながら十三湖で記念写真。
本命の靄山へと農道を突っ走って行くと、脇元牧場の中にコニーデ形の整然とした人工造山の様な靄山が現れた。見るところカシワの木で全山覆われた珍しい林床だ。脇元小学校の脇に車を止めて、先ず一の鳥居を通過して五っ並ぶ赤鳥居を潜り抜け参拝所へ、ここからの日本海の眺めが素晴らしい。
その先をジグザグに急登すると山頂だった。三角点の上には真新しい三角測量の器材が放置されていて、最近使用したもらしかった。
何れこのエリアもGPS測量に代わる事だろうと思いながら下山した。高からず低からずの独立峰をモヤと言うと石井さんの弁。