コウリャンの栽培や萱の刈り干しが発見できた~三角山~(福島)

78 三角山 (1258m)   {サンカクヤマ}

県=福島・南会津

同行者=田中さん

旅行日程:2008年10月21日~25日


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~ 南会津の山旅① ~

※本日から4日ほど、南会津の山旅についてアップ予定です。

■前書き

 東北道→日光道路今市IC→日光から先が紅葉の季節で渋滞している為、今市で降りて、小早川沿いの県道245号を走る。一車線だが車も余り通らない気持ちの良い里山の中を直走り、眺望の利く峠らしい所から、紅葉に彩られた月山・夫婦山・大笹山が望めた。どれも1200~1300m位の山々で機会があれば登りたい山だ。

 眺望を楽しんだ後、僅かに走ると大笹牧場に飛び出した。計画では霧降高原道路を走る予定だったが、渋滞のお陰で、むしろ景色の良いドライブが出来た。大笹牧場ドライブインを右に見ながら、直進して下ると、栗山村の集落に至り、久し振りの信号を左折して少し進み、土呂部方面への標識に従って黒部ダム橋を渡り、湯西川温泉へと県道249号の山道をくねくね登る。平坦になった所が上屋敷平で「平家狩人村」の標示があった。高キビ(コウリヤン)が栽培されていたし、萱の刈干しが整然とされた姿は懐かしい。

高機微(コウリャン)の栽培
萱の刈干し 上屋敷平

 上屋敷平から暫く下ると、平家落人伝説で有名な湯西川に入ったが、新しい建物が目立ち期待していた茅葺屋根の家は残念ながら一軒のみで落胆した。山裾のそば屋で、そそくさと蕎麦を食べて湯西川を退散。

 一路、安ヶ森林道に入る、辺り一面の紅葉黄葉の連続を堪能しながら、険しい山道を上り切った所が、安ヶ森峠だった。色づいた南会津の山々が一望でき北風が身にしみる、舗装道路が終り峠から福島に入り。荒れた砂利の林道を慎重に下る、バイク二台と県外車に一台すれ違っただけだった。林道から国道352号を進み、八総集落から旧街道に入り中山峠を目指す。

安ヶ森峠から土倉山を望む

安ヶ森峠から安ヶ森山を望む

 昔、中山峠に「峠の茶屋」が有ったらしいが、今は何もない閑散とした峠だ。地図上では三角山まで直線距離で300m足らず、道の無い山だが距離が短いので挑戦。落葉樹の中に所々にヒノキアスナロ(別名:アオモリヒバ)の若木が見受けられ中々いい雰囲気の山だ。

 登って右側が切れていて落ち込まないよう進む、縁を登り切ると小高いところに赤く塗られた杭があった。更に足にまとわりついて歩き難い深いササの中を進むと、見上げる高さに頂が見え田中さんが、「あれが三角山だ。」という。辺りを見渡せば先ほどの小高いところ以外、田中さんのいう見上げる高みしか見当たらない。

中山峠跡付近から望む三角山

 あの頂まで人の背の高さもある熊笹の藪漕ぎでは、とても短時間では登ることは出来ない。距離的にもおかしいので、先ほどの小高いところの境界杭を写真に収め下山した。宿の南会津町管内図5万分の1で確認したところ先ほどの小高いところが、三角山であった。藪を漕いだ甲斐あり一山ゲットできた。

三角山頂上

  中山峠から(いにしえ)の旅人が通り抜けた古道を懐かしいみ、くねくねと下り庚申塔が立ち並ぶ、路肩に数台のキノコ採り車が停車していた。道が緩やかになると滝の原温泉にでた。R352~R121を進み南会津(旧田島)町丹藤のT字交差点を左折して会津鉄道のガードを潜りR289に入り、阿賀川の橋と檜沢川の橋を渡り左側の農道を入ると奥に今夜の宿「ふれあい」があった。辺りは一面の田圃で里山の彼方に家老山は小雨に煙る中だった。刈り取られた田の匂いを嗅いで子供の頃の田舎を思いだしつつ宿に入る。

峠の茶屋が有った付近から 三角山

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