440 蕎麦粒山{ソバツブヤマ}(1627m)
441 高塚山{タカツカヤマ}(1621m)
442 竜頭山{リュウトウザン}(1352m)
県=静岡
同行者=田中さん、斉藤さん
登山日:2003年12月8日~12月9日
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■蕎麦粒山、高塚山 ~ヤシオツツジの宝庫(ムラサキ・シロヤシオ)~
昨夜の酒が未だ身体のどこかに残る未明に、田中さんに起こされ御来光を拝みに5時半に山小屋を出ると、東の彼方は朝焼けに染まっていた。小屋の横から緩やかな尾根通しを急いで、先行者の2人に追随する。昨夜は暴風だったらしく、天然林のブナやツガの枝が折れて痛々しく散乱していた。
この先は広大な千石平(せんごくだいら)風致探勝林(ふうちたんしょうりん)に指定されている山域で素晴らしい。背の低い笹は広い幅で刈り払われていて、歩き易いが、夜露に濡れた笹の葉が白く寒々しい。
頭上には淡紅色に熟したマユミが、たわわに実り朝靄の中に幻想的な風情を現していた。
先行者に遅れること数分で広い山頂に着く。
展望は東面のみで何とか御来光を拝むことが出来た。雲海の水平線から太陽が輝き始めると、富士山をはじめ高い山から周りの山全体が明るく輝き始める。
冷たかった肌にも暖かみが伝わってくる。ここから道標に従い千石平・高塚山方面に下降して、太いカツラの大木を廻り込み直角に曲り、急坂を下った最低鞍部が大きな切り株がある林道下降点(五樽沢コルといわれる場所)で、一服入れた。
下の南赤石林道は崩壊して、通行不能だった。シロヤシオツツジの樹林帯に天然木が点在する広い尾根を登り返すと、左手奥に高塚山が顔を出した。
ここは三ッ合山(1602m)の広い山頂で縦走路上にある。明るい雰囲気の頂きからの眺めがよく、黒法師岳・前黒法師岳・麻布山・大無間山など深南部の山々の絶好の展望所である。そして山肌を覆う広葉樹の中に、黒々と点在する針葉樹のコントラストが見事なもので素晴らしい。
ここから左の尾根へ少し下って、低い笹原の明瞭な踏み跡を徐々に登り返す。細い尾根から台地状に成り、先に進むと、二等三角点標石が設置された高塚山の山頂に立った。広々とした山頂だが自然林に囲まれていて眺望は利かない。
ひと休みして岩岳山に通じる南の尾根に入り込んだが、藪が深くひどいので、こちらからは岩岳山へは無理である事を確認した。下山は往路に太い切り株が有った林道下降点まで戻って、南赤石幹線林道を下って行くと、大間川の深い谷の向こうに、黒々とした風格の黒法師岳が聳えていた。
早立ちしたお陰で陽射しの高い内に「山犬段休憩舎」に着いた。昨夜、大分飲んだらしく、酒が無いので斉藤さんが、林道途中の「ウッドハウスおろくぼ」に行って買い求めて来ると出掛けた。私と田中さんは犬の段周辺と八丁段の頭方面を散策した。8月に日本列島を横断した強力台風10号に、この山域もブナやツガの大木がへし折られ無残な姿を現していた。村営小屋で連泊した後、明日は秋葉山に登って帰省する。
■竜頭山 ~干支の山~
帰途に春野町の街頭地図を覗いたら、干支の山で竜頭山・竜馬ヶ岳が目に留まる。竜頭山は簡単に行けそうなので、役場の先の久保田の信号を左折し、天竜スーパー林道に入り、道なりに登って行くと。「天竜の森」一画に着く。
水洗トイレや避難小屋もあり、よく整備された自然公園になっていた。ここに車を止めて尾根に取付く天竜美林を観賞しながら、適度に岩稜がありコメツガの立派な根張りやシロヤシオの純林を抜けると素晴らしい展望の山頂に立った。
目障りな電波塔が建っていて趣(おもむき)が薄れるが、それだけに眺望が利くと言う事だと思う。富士山から南アの光・聖・赤石岳・上河内岳そして遠く恵那山・木曽の御嶽山も遠望できた。えがたい収穫であった。
★管理人から令和のこそこそ噂話★
1月22日は「カレーライスの日」です!
1982年のこの日、全国学校栄養士協議会で1月22日の給食のメニューをカレーにすることに決められ、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出された。
~今日は何の日 毎日が記念日より引用~
今日はカレーライスの日とは知らずに、ラジオでカレーライスの話題を聞いて、カレーライスを作りました。
疲れるとカレーが食べたくなるのには、スパイスに秘密が隠されているそうですね。
無印良品のレトルトカレーは35種類もあるそうで、飽きずに楽しめそうですね!あなたのお勧めカレーはなんですか?