更新日:令和3年8月1日|登山口から山頂まで1時間位|体力★★☆☆☆・展望★★★☆☆・静けさ★★★★☆・技術★★☆☆☆・危険度★★☆☆☆・初心者向け|全国で276山ある城山のうちの1つである熊倉城址の城山の山行です。草木の花も拝聴拝見出来ずの山だったが、貴重遺跡を確認できる山旅となっております。
◆都道府県:埼玉県
◆登山日:2000年8月8日
◆同行者=石井さん
城山と名の付く山は全国で276山(日本山名総覧・武内 正著)ある。
釜伏山に登った帰りに、熊倉山の登山口を確認のため訪れたのが城山だった。
国道140号線を三峰口方面に向かい秩父鉄道の白久駅を左折して、
踏切を渡って暫く舗装された、白い蕎麦の花が満開に咲く農道を進んだ。
札所三十番法雲寺への道を分け、更に進んで右手にある純和風造りの谷津川館を、
やり過ごし谷津川沿いの険しくなった山道を登って行くと、程なく道が二分する。
石井さんが以前に熊倉山に登ったのは、ここから右の登山道に入って、
直ぐに谷津川の丸木橋を渡り、杉が植林された山腹の斜面をジグザグに登っていく。
地獄沢を抜け主稜線に出てから、気持の良い広葉樹林の中を喘ぎながら、
長丁場の稜線を歩き通して山頂を踏んだとの事だった。
今は地形図に依ると、この林道が城山を巻いて武州日野駅へ至っている。
この途中に熊倉山への城山コースが開かれているので、
更に登って行くと、城山コース№14と書かれた道標が現れ、
目の前に大きな山体の熊倉山と登山口が確認できた。
この地点が標高650mなので熊倉山へは未だ高度差が720mあり、
かなりきつい登りで有ると仰ぎ見た。未だ陽も高いので城山に登ることにした。
陽の差し込む余地もない暗い杉の植林帯を登り、空堀や土塁らしき跡を乗り越し、
広い平坦な山頂に出ると「熊倉城址」の木柱や解説版があった。
この城は山内上杉の重臣、長尾影春が立て籠っていたが、
この城には井戸が無く谷津川上流から引き水していた。
文明十一年(1480)太田道灌に攻められた折り発見され落城した云々と記されていた。
下山は往路を戻った。
午前中の釜伏山は得るものが有ったが、残念ながら午後の城山は鬱蒼とした植林帯で小鳥の声も、
草木の花も拝聴拝見出来ずの山だったが、登山口の確認に訪れたのだから仕方のない。
お陰で県の重要遺跡を発見できた。
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★管理人から令和のこそこそ噂話★
8月1日は「水の日」です。
国土庁(現在の国土交通省)が1977年に制定。
1年を通して8月が一番水を使う量が多い月であることから、
その月の最初に節水を呼びかける為にこの日を記念日とした。
~今日は何の日から引用~
オリンピック観戦はされていますか?
埼玉でもコロナ感染者数が1000人を超えて、
おうち時間が長くなっているので、選手の活躍をTVで
連日見られることはとても幸せだと感じています。
猛暑が続いているので、水も大切に使わないとですね!?